ロータスの最新モデルが・・・

気がつけばもう一週間がすぎてしまったって感じだ。
一日の睡眠時間が長いせいか、夜遅にかえってくることが多いせいか、
とにかく起きて学校に行って授業をうけて帰ってレポートをやって寝る、の繰り返し。
だが朝のんびりできることや、朝のラッシュに巻き込まれることがないというのはすばらしい。
なんだかんだで結構気に入っている。


明日からゴールデンウィークだ!
正確には連休にはならないのだけれど、とにかくめでたい。
なにをしてすごそうか・・・岐阜に友人が結構帰ってくるらしいのでなかなか楽しみだ。
そういえばサーキットにも久しぶりに行きたいなあ。
高鳴る気持ちをGTで抑えることにしよう。


というわけで今回は「ライトウェイトスポーツ」
ライトウェイトは自分の最も好むジャンルだ。
ライトウェイトといえばやっぱりEunos Roadstar!
ドノーマルではちょっとつらいので足を適度に固めてデフを入れたり、スーパーチャージャーで低速トルクもりもり200ps。ロールバーで剛性を高めて挙動はシャキッ。
おおいいぞいいぞ。

ひととおり満足したところで、そろそろ究極のライトウェイトを体験してみることにした。
市販車でいえば・・・それはやっぱり「ロータスエリーゼ」であろう。
1995年イギリスで生まれたエリーゼは2000年にマイナーチェンジを受けシリーズⅡに進化した。エリーゼ111(ワンイレブン)シリーズのラインナップでトップグレードは2004年に登場した111R。今回はこの111Rを購入して走らせてみることに。

ぶおおーん ぎゃぎゃぎゃぎゃ・・・・

ショックだ! 何がショックか 
良すぎるのだ。欠点がないわけではないが、とにかくすばらしい。
さっきのバリバリロードスターなんか目じゃないって感じだ。
チューニング費用を含めれば圧倒的にロードスターのほうが金がかかっているのに、ノーマルの111Rにかなわないのか。


(Elise111R 筑波サーキット


とにかく車体が軽いのですべての挙動のレベルが高い。MR独特の挙動、シャープさとあいまってちょっとしたレーシングカーのような挙動をする。1万回転近くまでストレスなくブン回るエンジンは爽快そのもの。 
特性とすればややオーバーステア気味だが、限界が高い状態での話しなのでロードスターのそれとは次元が違う。アクセル開度が高い高い。
かといってフロントがむちゃくちゃ粘るかというとそんなこともなく、かるく限界をこえた進入で弱アンダーも顔を覗かせるが、その時期がかなり早めで滑らかに挙動に現れるのでコントロールしやすい。MRのもつアンダーもオーバーどちらも煩わしさを感じさせないレベルであり、むしろそれが車を操る楽しみを演出する最高の味付けになっている。
いいなあエリーゼ。それもそのはず、車重だけでも比べればロードスターは950kgにくらべエリーゼはそれより約200kg以上も軽いのだ。
1tを切る車が珍しくなった現代においてこの数値は市販車としては驚異的だ。

カタログでエリーゼ111Rの詳しいスペックを確認してみる。
全長3785mm うーんこれはbBよりも短い。
全高1117mm NSXより50mm低い!
排気量1800cc 俺の車とおんなじだ。
最高出力192ps/7800rpm なんだこんなもんかとあなどるなかれ、パワーウェイトレシオを計算すればその数値はなんと700/192≒3.5! たとえばR34GT−Rが4.7あたりであるのだから、加速性能は数値上ではエリーゼがGT−Rを上回るということだ!
最大トルク18.46kgm/6800rpm ふむふむ
エンジン形式 直列4気筒DOHC 2ZZ−GE・・・・

2ZZ−GE!? こ、これはまさか・・・


説明をよくよんでみる・・・・
「〜エリーゼを北米輸出するために、クリーンなエンジンを探していたロータス側のリクエストによって実現した、トヨタ製エンジンとのカップリング」とある。

これはつまり現行えり・・・いや、セリカに搭載されているエンジンと同じなのである!
つまりエリーゼ111Rはセリカの従兄弟分なのであった。なんてこったい。

まあ最近トヨタ頑張ってるし、エンジンそのものはすごくできのいいものをつくる。そろそろモータースポーツとしてのトヨタの見方を変えなければならない時期になったのかなあ。




セリカの心臓を積んだエリーゼ 訳して・・・